手嶋勇気 / TEJIMA Yuki《ある景色》2018年(油彩・綿布)

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左:米倉大五郎 / YONEKURA Daigoro《Head 1》 2016-17年(水、顔料、アクリルエマルジョン、木製綿張りポリウレタンラッカーコートパネル)
右:久保俊寛 / KUBO Sunkan, 裸婦素描(ペン、紙)

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野村拓也 / NOMURA Takuya《rorschach》(部分)2015年(油彩、水性ペン、鉛筆、絵具を拭き取った布)

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福井芳郎 / FUKUI Yoshiro《かに》(油彩・キャンバス)*梟コレクション

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香川龍介 / KAGAWA Ryusuke, 題名不明(油彩・キャンバス)*梟コレクション

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船田玉樹 / FUNADA Gyokuju, 題名不明(ガラス絵)*梟コレクション


常設展 2019-1 アクションの奇跡


手嶋勇気・野村拓也・米倉大五郎
香川龍介・久保俊寛・佐伯勲・常富芳香・平沢喜之助・福井芳郎・船田玉樹・マグダレナ・アバカノヴィッチ

会期:2019年6月9日|日|− 7月21日|日|
開館時間:11:00 - 18:00(最終入館は17:30)
休館日:火・水曜日
観覧料:一般200円 学生100円
*高校生以下または18歳未満・各種障害者手帳をお持ちの方は無料
主催:公益財団法人みやうち芸術文化振興財団


絵画の中には、滲み、引っ掻き、擦れといった作家のアクション(動作)の形跡を残す表現技法が多様にあります。取り留めのない筆跡や偶発的なかたちでさえも作者の身体感覚が反映されており、それ故に複製不可能な奇跡の産物として尊さを感じるのでしょう。このたびの常設展は、広島を拠点に制作する美術作家の手嶋勇気、野村拓也、米倉大五郎の作品と当館の収蔵作品を交え、作家の身体の動きから生まれる形態やイメージに着目した作品を取り上げます。



レクチャー:水墨画と身体性の関係(仮称)

中国絵画を研究されている田中伝氏をお招きし、特に作者の身体の動きがともなう画法を踏まえた水墨画についてお話いただきます。中国を中心とする東アジア文化圏が宋の時代までに獲得した絵画の造形理論を振り返ることで、今日まで地続きにある絵画表現を再確認していきます。

日時:2019年7月7日(日)14:00 – 15:30
講師:田中 伝(出光佐三記念美術館主任学芸員)
聴講料:一般500円 学生300円(観覧チケット付) ※申込不要 




主な出品作家


手嶋勇気 / TEJIMA Yuki
1989年北海道生まれ。2014年広島市立大学大学院博士前期課程芸術学研究科絵画研究修了。主な展覧会に「VOCA展2019 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」(上野の森美術館、2019)、「個展:landscape and sky」(7T gallery、大邱、韓国、2018)、「個展:Stay in Basel」(schaukasten4051 & Ausstellungstraum、バーゼル、スイス、2018)など。展示ディレクションに「原民喜ーかすかにうずく星」(ギャラリー交差611、広島、2018)。

野村拓也 / NOMURA Takuya
静岡県生まれ。甲南大学文学部人間科学科心理臨床領域卒業。広島市立大学芸術学部美術学科油絵専攻卒業。主な展覧会に「野村拓也個展」(Gallery Cafe 月~Yue~、広島、2015)、「個展:「FORTRESS」とロールシャッハ部」(広島芸術センター、2012)、「ヒロシマ・オー ~広島の育むアート~」(旧日本銀行広島支店、2010)など。現在、広島市在住。

米倉大五郎 / YONEKURA Daigoro
1975年広島県生まれ。2006年広島市立大学芸術学研究科博士後期課程修了(芸術学博士号取得)。2009年ベルリン芸術大学絵画科(聴講生)、公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修助成取得(ドイツ)。主な展覧会に「個展:Folds of Paint -色水の折り目-」(mm project ギャラリー、広島、2017)、「フェノメノン」(アートギャラリーミヤウチ、広島、2016)、「ポーラミュージアム アネックス展 2014 -光輝と陰影-」(東京、2014)など。