児玉香織 / Kaori Kodama “lines, graph paper”(detail) 方眼紙にインク、72.8×103 cm

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常富芳香 / Yoshika Tsunetomi “ほしだん” クロス刺繍、92×103 cm(寄託作品)

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児玉香織 / Kaori Kodama “lines, graph paper” 方眼紙にインク、72.8×103 cm(寄託作品)

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沖中志帆 “Endless 0” 映像、31時間43分31秒

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殿敷侃 不明、陶、30.2×28.3×3.6 cm


常設展 2017-Ⅱ


出品作家:児玉香織、常富芳香、沖中志帆、殿敷侃 ほか

会期:2017年11月18日|土|- 2018年2月12日|月・祝|
開館時間:11:00 - 18:00(最終入館は17:30)
会場:3F展示室
休館日:火・水曜日、12月30日−1月3日
観覧料:200円(100円)
(  )内は学生、10名以上の団体料金。高校生以下または18歳未満・各種障害者手帳をお持ちの方は無料


収蔵作品、寄託作品を展示します


主な出品作家


児玉香織 / Kaori Kodama

1986年広島生まれ。2009年尾道大学芸術文化学部美術学科卒業。2009年にラディウム−レントゲンヴェルケ(東京)で開催された「メークリヒカイト」での出品で注目を集め、2010年には現代美術のコレクターとして知られる精神科医・高橋龍太郎氏のコレクションに収められる。代表作の「方眼紙と線」は、料理写真をモチーフにしており、そこに映る様々な輪郭線を下書きなしに色も影も加えることなく描き写している緻密な作品です。近年の主な展覧会に、個展「方眼紙と線」(ラディウム-レントゲンヴェルケ、東京、2016/2012)、個展「方眼紙と線」(アートギャラリーミヤウチ、2015)、「俊傑〜巧術其之柒」(GalleryTEN、金沢、2016)、「濫觴〜巧術其之陸」(スパイラルガーデン、東京、2015)、「巧術・デパート・リミックス・其之貳」(新宿高島屋、東京、2014)。その他、国内外のアートフェアにも出品。

作家のHP


常富芳香 / Yoshika Tsunetomi

1939年山口県周防大島町に生まれ、9人兄弟の7番目として可愛がられた。29歳の時に仕事と仲間を求めて、障がい者が働ける施設「広島ひかり園」に入園。手芸科に属し、クロス刺繍と出会う。仲間と共にテーブルナプキンを製作・販売し、針を持つことが大好きになった。余暇には、自由に思いつくまま多彩な色で刺す独特な刺繍を生み出した。2002年頃からクロスステッチ刺繍による額絵を制作し始め、自分の部屋での刺繍は数ヶ月、数年をかけるほど大作となった。72歳(2011年)の時、障がい者の作品を対象とした公募展「アートルネッサンス」に出会い、2014年以降は毎年入選している。別の公募展「あいサポート展2014」では、《そら》が銅賞を受賞。77歳(2016年)の年に初めての個展「peke peke −毎日刺繍します−」(アートギャラリーミヤウチ)を開催。


沖中志帆 / Shiho Okinaka

1985年広島生まれ。2010年広島市立大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。《Endless 0》は、目に見えない千羽鶴を延々と折り続ける約32時間の映像作品であり、毎年広島に送られてくる膨大な量の折鶴に対して、平和を祈る大勢の人々の思いを物質的な量ではなく折る行為によって表現している。アートギャラリーミヤウチでの「空気-微かなサイン-」(2015)の出品作品。


殿敷侃 / Tadashi Tonoshiki

1942年広島市生まれ、1992年永逝。両親と自身の被爆体験にもとづいた作品で注目され、わずか20年余りの活動で様々な作風を展開させた作家である。26歳で画家を志し、1979、80年に安井賞で入選。1982年のヨーロッパ旅行でヨーゼフ・ボイスの作品に衝撃を受け、その後タイヤなどの廃品を使用した壮大なインスタレーションを発表した。本展では、1986年頃に集中的に制作し、山口での個展においてインスタレーションの部材としても使用された陶芸作品を出品。