チラシイメージ

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灰谷正夫, 題名不明、1949、油彩・板

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灰谷正夫, 題名不明、1967頃、水彩・紙(梟コレクション)

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岩岡貞美, 題名不明、油彩・キャンバス

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左) 井上長三郎, 《顔》油彩・キャンバス  右) 貫志朗, 題名不明、1971、油彩・キャンバス

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灰谷正夫・肖像写真


収蔵作品特別企画
灰谷コレクション
~画家・灰谷正夫がふれたもの~

出品作家
灰谷正夫、井上長三郎、入野忠芳、岩岡貞美、上原二郎、宇根元警、熊谷守一、小坂格、小林敬生、鶴岡政男、貫志朗、浜崎左髪子、浜田ゆうこ、久田弘、福井芳郎、船田玉樹、丸木俊、溝田コトヱ、八幡健二、山路商(仮)
殿敷侃、日和崎尊夫、まつだなる  ほか梟コレクションより数名

会期:2020年3月20日|金・祝|- 6月28日|日|*会期延長しました
新型コロナウイルスの感染予防のため休館する場合もございます。ご来館前にお問い合わせ又はHPやSNS(Twitter、Facebook)をご確認ください。

開館時間:10:00 - 17:00(最終入館は16:30)
会場:2・3F展示室(2Fは半室のみ)
休館日:火・水曜日(但し3/24、4/14、4/29、5/5、5/6は開館)
観覧料:300円(200円)
(  )内は学生、10名以上の団体料金。高校生以下または18歳未満・各種障害者手帳をお持ちの方は無料

主催:公益財団法人みやうち芸術文化振興財団
後援:廿日市市教育委員会

*チラシに出品作家として掲載していた「出原二郎」という方のと思われていた作品が「上原二郎」の作品であることが判明いたしました。関係者の皆様にお詫び申し上げますと共に修正いたします。


1907(明治40)年現在の広島県安芸高田市に生まれた画家・灰谷正夫。1922年、靉光、野村守夫と共に図案工として印刷所に勤め、画家になる決心をします。上阪、上京で絵を学び、1935年に帰広してからは写真修整工として働きながら、戦後は自由美術協会を中心に活躍しました。当館所蔵の梟コレクション* にも作品が10点あり、広島の前衛美術、戦後美術の歴史を辿る上でも重要な人物の一人です。
この度、灰谷のご遺族より灰谷自身の作品と共に灰谷が所蔵していた作品、そしてご子息が所蔵していた作品や関連資料を寄贈いただく運びとなり、初公開を機に特別企画として展示します。灰谷の作品の中には、小作品ながらも上京時初入選を果たした頃や、戦後本格的に画業を復活した頃に描かれた油画など、灰谷の画業における転換期とも言える作品が残っています。コレクションには、広島フォルム美術協会を共に結成した岩岡貞美、自由美術協会の同世代作家の井上長三郎や鶴岡政男、広島で活躍した一世代下の入野忠芳、貫志朗といった作家など約20名の作品があります。また、灰谷との親交が深く、現存する作品数が少ない山路商のものと思われる作品や山路が写った写真も多数保管されていました。これらの作品や資料から灰谷がふれてきた人やものを改めて辿り、梟コレクションの関連作品と共に広島の美術史を巡る機会とします。

*広島の画家を紹介、育てることに力を注いだ「画廊梟(1966-86)」のオーナー志條みよ子(1923-2013)のコレクション約200点。


灰谷 正夫(はいたに・まさお)

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1907年現広島県安芸高田市吉田町に生まれる、1985年没。1922年広島市・谷口印刷所で靉光、野村守夫と共に図案工として働く。1924年~25年まで大阪市天王寺新燈社美術研究所に学ぶ。1926年上京。古賀春江に師事。1929年「第4回1930年協会展」に入選。1930年広島にて山路商、野村守夫らと写実派展。1931年二科会入選。1935年に帰広、第一印刷で働く。1938年山路商、岩岡貞美らと広島フォルム美術協会を結成。1943年より中国新聞社の写真修正工として定年まで働く。1950年自由美術家協会展(後の自由美術協会展)に入選、以後出品。1951年広島県美術展覧会にて県知事賞。1971年自由美術協会脱会、二科展に出品、翌年会友。1977年二科会会友返上、以後無所属。現代の狂気に向き合い続け、パウル・クレーやシュルレアリスムに影響を受けた作品や、たらしこみ技法を用いた緻密な画風で知られる。


トークイベント「灰谷正夫とシュルレアリスム」

※新型コロナウィルス感染拡大の予防としてトークを中止させていただきます。楽しみにされていた方々、関係者の皆様申し訳ございません。(3月1日)
日時:2020年3月22日(日)14:00-15:30
講師:金田晉(美学者)
灰谷氏と親交の深かった金田先生をお呼びし、灰谷氏の初期作品を中心に、戦後広島美術の動向を交えながらお話いただきます。
※予約不要、聴講無料(但し要観覧券)