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アートギャラリーミヤウチ   展覧会:オトリス・グループ|ラディアント



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企画展
2016- Ⅳ
オトリス・グループ|ラディアント


会期:2017年3月11日|土|- 5月21日|日|
上映時間:11:30−  / 13:00− / 14:30−  / 16:30− (1回約65分 / 受付は各回20分前から)
休館日:火・水曜日、4/13-14(但し5/3は開館)
会場:3F展示室
観覧料:一般800円、学生500円、高校生300円
*中学生以下・各種障害者手帳をお持ちの方は無料

企画:藤井宏水
主催:公益財団法人みやうち芸術文化振興財団
協力:LUX Distribution

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東日本大震災による津波、福島第一原子力発電所事故から6年

脅威をもたらした原子炉のメルトダウンは、戦後日本が経済再建した歴史上の何を明らかにしたでしょうか。

本展で上映する《The Radiant(ラディアント)》(放射されるもの)は、2011年3月11日の東日本大震災による福島第一原子力発電所事故に関する報道映像やインタビュー、チェルノブイリ原発事故の記録映像など、複数の映像から構成されたエッセイ・フィルムです。大災害によって日本の一つの歴史に裂け目が生まれました。本映像では、その裂け目を起点に、原子力発電所が過去に約束した街の発展や科学的な革新を呼び起こしつつ、目に見えない放射線の脅威に衰弱した現在、そして未来の忌わしさを露わにするなど、時空間を行き来していきます。遠く瞬く都市の電光や避難村の夜景は、核をとりまくグローバルな政治体制を背後にした実験室のように、不穏な影をひいたままに描きだされます。

フクシマ以後の不可視性

放射線とその影響を、モンタージュ(映画などで視点の異なる複数のカットを組み合わせて用いる技法)により、可聴かつ可視化していきますが、それでもカメラで捉えきれないような様々な実態に無力感も滲み、その実態を「目に見えない風景」として示唆しているかのようです。私たちは、その風景を見抜くことはできるのでしょうか。オトリス・グループは、カメラレンズに読み込まれたあらゆるイメージと、先の大戦といった多くの人間が抱える集団的記憶へのアプローチを通して、過去と未来の交錯を生み出しながら、視覚文化における社会的・政治的意義を問いかけます。

近年、人類による新しい地質時代「アントロポセン(人新世)」と呼ばれる長い時間枠に入ったとされます。この上映を機会に、科学がもたらす地質への影響をはじめ、原子力依存による社会的影響をめぐる談話が創り出されることを目指します。

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*本展は、LUX Distribution(ロンドン)によってサポートされています。
《The Radiant》は、展示上映として日本初公開(国内二カ所同時公開)となります。

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《The Radiant(ラディアント)》2012, Courtesy of The Otolith Group and LUX, London.                 

The Otolith Group / オトリス・グループ

1968年生まれのアンジャリカ・サーガー(Anjalika Sargar)と、1967年生まれのコドヴォ・エシュン(Kodwo Eshun)により2002年に設立。ロンドンを拠点に活動。2010年、 世界中の美術業界が注目するターナー賞にノミネート。光州ビエンナーレ(韓国、2016年)、ドクメンタ13(ドイツ、2012年)、サンパウロ・ビエンナーレ(ブラジル、2010年)、上海ビエンナーレ(中国、2008年)など国際展への参加歴多数。オトリスとは身体の平衡を担う重力や動きに敏感な内耳の部分から派生した名前である。ドキュメンタリー素材のモンタージュと架空の物語を対置し、展覧会やキュレーション、レクチャー、映像作品またはその混合を通じて活動。重厚な近代建築、地域的な抗議運動から、家族の肖像写真、子供向けアニメーション、サイエンスフィクション、ポスト植民地主義に焦点を当てた題材まで、様々なイメージを織り込み、大衆メディアの記録映像を歴史の証左として再検証し、発表している。
otolithgroup.org

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会期中のイベント
トーク「現代の風景について」
港 千尋(写真家・著述家)、藤井宏水(本展企画者)、
諫山元貴、小田原のどか、小宮太郎、丸橋光生(同時開催展・出品作家)

日時:2017年5月21日|日|18:00 − 20:00
参加費:500円 / 定員:30名
* 同時開催展の「テレポーティング・ランドスケープ」との共通イベント
* 上映は16時半が最終回となっております。ご覧になられる方は別途観覧料を頂戴いたします。
* トークイベントでは、軽食とお飲物をご用意いたします。

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