【募集中】AtoM Hiroshima ハッカソン

2025年11月8日(土)、11月9日(日)両日とも11:00-18:00

文化芸術資源のデジタルアーカイブ化と公開する方法について学ぶ

お申し込みフォームはこちら:https://forms.office.com/r/kD33hfxDDg
※原則2日間参加いただきたいですが、どちらか1日だけの参加も可能

芸術家や文化環境従事者が、文化芸術資源を適切に管理し活用できるアーカイブと公開の方法について学びます。講師にアーキビストの松山ひとみ氏を迎え、共同利用が可能なアーカイブ・マネジメント・システム=AtoM(Access to Memory)の実践も行います。1日目はアーカイブの全般とAtoMの基本を学び、2日目はデジタルアーカイブの公開方法としてAtoMを使用する実習を予定しています。

アーカイブの理解を深め、AtoMの可能性を実感できる貴重な機会です。文化芸術資源の整理・登録・公開に関心のある方は、ぜひご参加ください。

講座で使用する資料について

講座では、資料を持っていない方も参加できるよう、当館の収蔵作品・資料の情報を見本として使用します。

また、本講座では、整理かつ公開したい文化芸術資源の持ち込みも可能です。
持ち込みを希望される方は、お申し込みフォームにある「参加理由」の設問にて「A. 整理したい資料がある」を選択ください。
お申込みが完了後、当館から個別に連絡いたします。

ご不明な点がございましたら、下記のメールアドレスまたはお電話で、ご連絡ください。
・メールでのお問い合わせ|agm@miyauchiaf.or.jp
・お電話によるお問い合わせ|0829-30-8511 ※受付時間:火曜・水曜日を除く、10:00〜17:00

「ひろしまアーツカレント 里山と川辺の複数種共有空間を開いて、ハイブリットな学びの場を創発する」

「ひろしまアーツカレント 里山と川辺の複数種共有空間を開いて、ハイブリットな学びの場を創発する」は広島市立大学が主催する事業で、日本芸術文化振興会より令和7年度大学における芸術家等育成事業として採択されました。
本事業では、地域の文化・自然資源を育む実践者、農家、地質学者、建築家、エコロジー実践家、市民団体のメンバー、ギャラリスト、アーキビストらと、新進の芸術家やデザイナーや写真・映像作家の共働を通して、100年後の未来を見据えた循環型で複数共生が可能な場所づくりを実践し、領域横断的(ハイブリット)な学ぶ場の創発を試みます。

公式ウェブサイト▶︎ https://hachweb.notion.site/1f9eb74366d1801a9eb2c656525fd266?v=1f9eb74366d18196b740000c23f8ff1a

当館は、上記のうちの1つの事業である「AtoM Hiroshima ハッカソン」を一緒に企画し運営する協力団体として参加しています。

実施内容(予定)

[ 1日目 ]
・講師の松山ひとみ氏によるデジタルアーカイブ全般の講座
・活用できるデジタルアーカイブを構築する(1960年〜80年代の美術作品のデータを見本に)
・AtoMの紹介

[ 2日目 ]
・1日目の振り返り
・AtoMへの入力作業、AtoMの機能を理解していく
・参加者同士でアーカイブ全般やデジタルアーカイブなどについてディスカッション、まとめ

講師:松山ひとみ

視聴覚メディアアーキビスト。アムステルダム大学大学院修了後、東京国立近代美術館フィルムセンター(現・国立映画アーカイブ)特定研究員として、ウェブサイト「日本アニメーション映画クラシックス」の構築・公開などに従事した。2017年からは関西に拠点を移し、大阪中之島美術館アーカイブズ情報室の開設を担う。所蔵美術資料の可視化のため、所蔵フローの見直し、データベース構築のほか、利用者サービスの導入・運用を行った。現在は、国立公文書館認証アーキビストとして、複数の記憶機関のアーカイブズ整理・運用業務などに携わっている。

アーカイブ・マネジメント・システム=AtoM(Access to Memory)について

Webブラウザー上で稼働するアーカイブ管理システムのソフトウェアです。アーカイブ管理の国際標準を設定している国際アーカイブズ評議会(ICA)が開発しました。
アーカイブに詳しい機関が開発したことで、AtoMのシステムに沿って作品資料を登録することが国際標準のアーカイブ管理に繋がります。また、アクセス権限を管理する機能により複数機関・グループでの共同利用も可能です。

・AtoM公式サイト
https://www.accesstomemory.org/en

・参考:国立近現代建築資料館の公開されている収蔵資料検索システムがAtoMを使用しています。
https://db.nama.bunka.go.jp/index.php

基本情報

開催日

11月8日(土)、11月9日(日)両日とも11:00〜18:00

会場

広島市立大学 芸術学部棟3階 301演習室

定員

15名

参加費

無料

条件(対象)
  • 整理したい文化芸術資源がある方
  • アーカイブ・アーキビストの仕事に関心のある方
  • アーカイブのシステムに関心のある方
お申し込み

以下のフォームからお申し込みいただけます
https://forms.office.com/r/kD33hfxDDg

※原則2日間参加いただきたいですが、どちらか1日だけの参加も可能です

主催

広島市立大学
令和7年度 大学における芸術家等育成事業
(事業名:ひろしまアーツカレント 里山と川辺の複数種共有空間を開いて、ハイブリッドな学びの場を創発する)

企画・運営

広島市立大学
プロジェクト代表:石谷治寛(広島市立大学芸術学部准教授)

協力

アートギャラリーミヤウチ