常設展 2017-Ⅰ

2017年7月22日(土)-9月10日(日)

夏のコレクション展

新収蔵作品を中心に、「兆し」や「ヒロシマ」をテーマに展示します。

同時開催展

クウキであそぶ パラフーク!
https://www.miyauchiaf.or.jp/exhibition/parafook.html

主な出品作家

伊藤隆介、小沢剛、笹岡啓子、殿敷侃、舟越桂ほか
※一部寄託作品あり

伊藤隆介「そんなことは無かった」(2012)映像インスタレーション
小沢剛「無題ー《あなたが誰かを好きなように、誰もが誰かを好き》で、福島市の展示で参加してくれた福島市在住の子ども達の絵の模写」(2015) 油彩・キャンバス(19点)※画像は内5点

伊藤隆介 / Ryusuke Ito

1963年北海道生まれ
フィルムのミディアムとしての物質性、ビデオの伝達メディアとしての特性などをテーマにした映画やビデオ・インスタレーションを制作。さらに、「村雨ケンジ」名義で映画、アニメ、漫画などのメディア評論も行う。批評と制作双方に、聖と俗、硬と軟のモチーフを自在かつ柔軟に引用しつつ、様々な切り口で「現代」という時代を浮き彫りにしていく。2011年札幌文化奨励賞受賞。本展では、福島第一原子力発電所をモチーフにした精密な小型模型の内部を小型カメラで撮影する映像をリアルタイムでスクリーンに投影する《そんなことは無かった》を発表。

小沢剛 / Tsuyoshi Ozawa

1965年東京生まれ
東京芸術大学大学院修了。参加者との対話を通して作品が変化する《相談芸術》や女性が野菜で出来た武器を持つ写真シリーズ《ベジタブル・ウェポン》などを制作。近年は、自分の好きな人の顔を描いて、世界の見知らぬ誰かに届けるためのポストが設置された巨大な布団山のインスタレーション《あなたが誰かを好きなように 誰もが誰かを好き》を展開している。本展では、そこで描かれた絵を小沢が油彩画に模写することで、アーティストのを媒介に子どもの表現を社会へ還元することを試みる新作を発表予定。

基本情報

会期

2017年7月22日(土)-9月10日(日)

開館時間

11:00-18:00(最終入館は17:30)

会場

アートギャラリーミヤウチ 3F展示室

休館日

火・水曜日

観覧料

200円(100円)
(  )内は学生、10名以上の団体料金。高校生以下または18歳未満・各種障害者手帳をお持ちの方は無料

主催

アートギャラリーミヤウチ
(公益財団法人みやうち芸術文化振興財団)