被爆75周年記念 「リアリティを移す」

2020年7月23日(木・祝)-11月3日(火・祝)

この度被爆75周年記念として収蔵作品展を開催いたします。75年前から現在まで、私たちにはそれぞれ忘れられない出来事や実体験があり、また平和や祈りといった目に見えない実体と共に時代を歩んできたと言えるでしょう。本展の出品作品は、実際に見たこと、誰かのリアリティなどをそのまま映すのではなく、様々な手法で別のイメージや次元へと移していくことで、私たちが認識してきた現実を揺さぶります。私たちは過去の出来事から何を見聞きし会得してきたのか、そして現在の現実をどう認識しようとしているのか、あらゆる視点から見つめていきます。

関連イベント「親子で“こそっ”とお話鑑賞」

親子で作品を鑑賞し対話を重ねていきます
日時:8月8日(土)・9日(日)・22日(土)・23日(日)
9月5日(土)・6日(日)・19日(土)・20日(日)
10月3日(土)・4日(日)・17日(土)・18日(日)
各日 11:00-12:00
定員:3組(1組3名様まで) / 日 ※年齢は問いません
参加費:300円 / 組(別途要観覧料)
案内役:今井みはる(当館学芸員)

申込:下記の電話、FAX、Eメールのいずれか宛に参加者のお名前、連絡の取りやすい電話番号をお知らせください。
電話:0829-30-8511  FAX:0829-39-8931
Eメール: agm@miyauchiaf.or.jp

※新型コロナウイルス感染症対策として1組ごとに距離をとりながら実施します。当日は消毒液の使用やマスク着用、検温のご協力をお願いいたします。また、当日発熱など体調が優れない方は参加をご遠慮いただきます(キャンセル料はかかりません)。感染状況により中止や日時変更する場合があります。

出品作家

伊藤隆介、沖中志帆、小沢剛、久保俊寛、たべけんぞう、七搦綾乃、灰谷正夫、ほか
※一部寄託作品あり

伊藤隆介「そんなことは無かった」(2012)映像インスタレーション
久保俊寛「イラクでのスケッチ」(1970-71)水彩・色鉛筆、紙
小沢剛「無題ー《あなたが誰かを好きなように、誰もが誰かを好き》で、福島市の展示で参加してくれた福島市在住の子ども達の絵の模写」(2015) 油彩・キャンバス(19点)※画像は内5点
沖中志帆「Endless 0」(2007)映像、31時間43分31秒

基本情報

会期

2020年7月23日(木・祝)-11月3日(火・祝)

開館時間

10:00-17:00(最終入館は16:30)

休館日

火・水曜日(但し9/22、11/3は開館)

観覧料

200円(100円)
(  )内は学生、10名以上の団体料金。高校生以下または18歳未満・各種障害者手帳をお持ちの方は無料

主催

アートギャラリーミヤウチ
(公益財団法人みやうち芸術文化振興財団)

後援

廿日市市教育委員会