東京を拠点に活動している石川県金沢出身の音楽家、サウンドアーティスト、作曲家、打楽器奏者、ドラマー。
主に楽器ではなく、波紋音を中心とした音の鳴る造形物や非楽器を使用。 音階や旋律ではなく音の響きそのものや、音の流れに着目し、自然の中での演奏・録音からドキュメンタルな作品作りを行うなど、独自の音楽活動を展開。
自身の演奏と環境音とを繋げていき、空間全体を聴く事で表現する即興音楽は、打楽器奏者の枠を超えより自由に空間の成り立ちを提示できる数少ないアーティストとして様々な分野から高い評価を受けている。
2013年
瀬戸内国際芸術祭の関連事業「おとくち」プロジェクトにてグランプリを受賞。
2014年
原始感覚美術祭2014 水のうたがき 特別公演『linbo』音楽担当。
今野裕一郎が全作品の劇作・演出を務める演劇ユニット「バストリオ」の舞台『ALice, where are you going? 』に演奏で出演。
2015年
自身初のソロ作品 “水のかたち”をSPEKKからリリース。
2016年
坂本龍一を中心とした音楽レーベルcommmons主催のイベント「健康音楽」への出演。
DOMMUNEにて「史上最も静謐な5時間ぶち抜き企画 EARwitness -音放つBLACK BOX-『水のかたち』Release Special」を配信し、DOMMUNE主催の宇川直宏に「神回」と賞賛。
3ヶ月間で全国56ヶ所を周る”水のかたちリリースツアー”を開催。世界遺産に認定されている白川郷をはじめ、日本三大天神の1つ防府天満宮などでパフォーマンスをし各地で高い評価を受ける。
バストリオと共に「バストリオ+松本一哉『黒と白と幽霊たち』4大都市ツアー」を行う。
2017年
DOMMUNE@東京都庭園美術館 宇川直宏監修「EXTREAM QUIET VILLAGE」に出演。
バストリオの舞台「TONTO」に演奏だけではなく役者としても出演。
建築家・黒川紀章の初期の代表作である中銀カプセルタワービルにて開催された「Nakagin Capsule Tower~OPEN CELL 2017」において、インスタレーション「サウンドカプセル 〜松本一哉自身が展示物〜」を行う。
今野裕一郎監督の映画『OVER,UNDER,AROUND&TROUGH』に出演。
2ndアルバム”落ちる散る満ちる”をミニマル・アンビエントの名門レーベルSPEKKから6月25日にリリース。
DOMMUNEにて「EARwitness vol.2~松本一哉『落ちる散る満ちる』Release Special」を配信。
47都道県全てを周る、全100公演超えの”落ちる散る満ちる”リリースツアーを開催。
「金沢ナイトミュージアム2017」「ゼロダテ少年芸術学校2017」「神戸開港150年記念 港都KOBE芸術祭」などへの出演や、風の沢ミュージアム、塩竈市杉村惇美術館、青森県総合社会教育センター、熊本市現代美術館などで公演を行う。
2018年
TEDxHimi2018「Outbound」に出演。
ICC開催「オープン・スペース2018 イン・トランジション」内で展示される、映像作家・吉開菜央「Bouquet/いま 一番うつくしいあなたたちへ」の音楽を担当。
chago/Residence Galleryにて7月31日—8月6日の期間中、音を展示し続ける動態展示「モメント/メメント」を開催。
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ「あざみひら演劇祭2018」にバストリオ+松本一哉『黒と白と幽霊たち 莇平版』で出演。
これまでの共演者はasuna , Ametsub , 石井満隆 , 一楽誉志幸 , 大城真 , kyoka , 齋藤功 , 鈴木昭男 , Taishi Kamiya , TAMARU , Chihei Hatakeyama , 津田貴司 , Tomoko Sauvage , 灰野敬二 , バストリオ , haruka nakamura , FourColor , 藤田陽介 , Federico Durand , Polar M , 町田良夫 , minamo , mosikitoo , Yui Onodera , 行田雄介など。
ドラマーとしてはIDMやエレクトロニカ周辺のアーティストプロジェクトを中心に参加。
杉本佳一(Minamo,Vegpher,Fourcolor)のFilFla、盟友mergrimとのmergrim × kazuya matsumoto、ポストクラシカルユニットyuanyuan、34423とのデュオ、神谷泰史と飯岡徹とのトリオVvéj、網守将平とバクテリアコレクティヴ、イトケンwith SPEAKERS 等。