equal cinema vol.01 “LIFE”

2019年2月24日(日)

耳で観る映画

アンビエントミュージックやサウンドアートを軸とする音楽イベントです。毎回一つの物語を作り、各チャプターとなるお題を各出演者に渡し、普段の活動の中で大切にしている表現を持ちよってライブを行う事で、映画の様な日常を楽しんでもらう企画となっています。出演者は西日本のアーティストをメインに構成し、毎回1~2人(組)東日本のアーティストを招き、開催致します。また、音楽以外の表現にも積極的に参加してもらい、実験的な表現の場を構築していきます。
第1弾となる今回は耳で観る映画「LIFE」をロードショー。

【LIVE】
松本一哉(ゲスト)
stabilo
Gallery Six
遊神
田淵祐喜
nensow

【映像】
諫山元貴

【展示】
志水児王

【ライブペインティング】
カワサキ スン(田淵祐樹×カワサキ スン)

equal cinemaとは?

「耳で観る映画」をコンセプトに美術館やギャラリーなどでサウンドアーティストと美術作家による複合型イベント「equal cinema」主宰し、様々なカルチャーのクロスオーバーを目的としたイベントを企画・開催しています。
全国の様々なアーティストを積極的に招待し、文化交流が行われるイベント作りを目指した活動を展開しています。

トレイラー / フライヤー

松本一哉(ゲスト) / 東京

東京を拠点に活動している石川県金沢出身の音楽家、サウンドアーティスト、作曲家、打楽器奏者、ドラマー。
主に楽器ではなく、波紋音を中心とした音の鳴る造形物や非楽器を使用。 音階や旋律ではなく音の響きそのものや、音の流れに着目し、自然の中での演奏・録音からドキュメンタルな作品作りを行うなど、独自の音楽活動を展開。
自身の演奏と環境音とを繋げていき、空間全体を聴く事で表現する即興音楽は、打楽器奏者の枠を超えより自由に空間の成り立ちを提示できる数少ないアーティストとして様々な分野から高い評価を受けている。

2013年
瀬戸内国際芸術祭の関連事業「おとくち」プロジェクトにてグランプリを受賞。
2014年
原始感覚美術祭2014 水のうたがき 特別公演『linbo』音楽担当。
今野裕一郎が全作品の劇作・演出を務める演劇ユニット「バストリオ」の舞台『ALice, where are you going? 』に演奏で出演。
2015年
自身初のソロ作品 “水のかたち”をSPEKKからリリース。
2016年
坂本龍一を中心とした音楽レーベルcommmons主催のイベント「健康音楽」への出演。
DOMMUNEにて「史上最も静謐な5時間ぶち抜き企画 EARwitness -音放つBLACK BOX-『水のかたち』Release Special」を配信し、DOMMUNE主催の宇川直宏に「神回」と賞賛。
3ヶ月間で全国56ヶ所を周る”水のかたちリリースツアー”を開催。世界遺産に認定されている白川郷をはじめ、日本三大天神の1つ防府天満宮などでパフォーマンスをし各地で高い評価を受ける。
バストリオと共に「バストリオ+松本一哉『黒と白と幽霊たち』4大都市ツアー」を行う。
2017年
DOMMUNE@東京都庭園美術館 宇川直宏監修「EXTREAM QUIET VILLAGE」に出演。
バストリオの舞台「TONTO」に演奏だけではなく役者としても出演。
建築家・黒川紀章の初期の代表作である中銀カプセルタワービルにて開催された「Nakagin Capsule Tower~OPEN CELL 2017」において、インスタレーション「サウンドカプセル 〜松本一哉自身が展示物〜」を行う。
今野裕一郎監督の映画『OVER,UNDER,AROUND&TROUGH』に出演。
2ndアルバム”落ちる散る満ちる”をミニマル・アンビエントの名門レーベルSPEKKから6月25日にリリース。
DOMMUNEにて「EARwitness vol.2~松本一哉『落ちる散る満ちる』Release Special」を配信。
47都道県全てを周る、全100公演超えの”落ちる散る満ちる”リリースツアーを開催。
「金沢ナイトミュージアム2017」「ゼロダテ少年芸術学校2017」「神戸開港150年記念 港都KOBE芸術祭」などへの出演や、風の沢ミュージアム、塩竈市杉村惇美術館、青森県総合社会教育センター、熊本市現代美術館などで公演を行う。
2018年
TEDxHimi2018「Outbound」に出演。
ICC開催「オープン・スペース2018 イン・トランジション」内で展示される、映像作家・吉開菜央「Bouquet/いま 一番うつくしいあなたたちへ」の音楽を担当。
chago/Residence Galleryにて7月31日—8月6日の期間中、音を展示し続ける動態展示「モメント/メメント」を開催。
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ「あざみひら演劇祭2018」にバストリオ+松本一哉『黒と白と幽霊たち 莇平版』で出演。
これまでの共演者はasuna , Ametsub , 石井満隆 , 一楽誉志幸 , 大城真 , kyoka , 齋藤功 , 鈴木昭男 , Taishi Kamiya , TAMARU , Chihei Hatakeyama , 津田貴司 , Tomoko Sauvage , 灰野敬二 , バストリオ , haruka nakamura , FourColor , 藤田陽介 , Federico Durand , Polar M , 町田良夫 , minamo , mosikitoo , Yui Onodera , 行田雄介など。

ドラマーとしてはIDMやエレクトロニカ周辺のアーティストプロジェクトを中心に参加。
杉本佳一(Minamo,Vegpher,Fourcolor)のFilFla、盟友mergrimとのmergrim × kazuya matsumoto、ポストクラシカルユニットyuanyuan、34423とのデュオ、神谷泰史と飯岡徹とのトリオVvéj、網守将平とバクテリアコレクティヴ、イトケンwith SPEAKERS 等。

stabilo / speaker gain teardrop / 広島

広島で活動を続ける轟音系バンド「speaker gain teradrop」のGu担当ホリベヤスチカのソロプロジェクト。バンド側では表現出来ない音楽を求め2002年ラップトップにて音楽製作を開始。
2008年ベルギーのレーベル「u-cover」からアルバム「ovum」をリリース。
2013年末から現在まで約4年以上に渡るアンビエント/ドローンに焦点を当てたアルバム、EPを毎月連続でリリース。
その他アメリカ、イギリス、ギリシャ、オーストラリア、スペイン、ポルトガル、インド等のレーベルから音源を多数リリースしている。
エレクトロニカ /ポストロック/ 電子音響イベント「layer of perspectives」代表。

Gallery Six / 広島

広島を拠点に活動するアーティスト、コンポーザー、今重秀一によるソロプロジェクト。
ドラマーとして音楽のキャリアをスタート。様々なバンド活動を経て、2008年頃よりアンビエントミュージックの制作を始め、Twisted Tree Line(UK), element perspective(JP), よりEPをリリース、また自主制作のアルバムもリリースする。
2010年、音楽、写真、映像、その他各種アートを創造するクリエイターが参加し、総合的にモノや空間を創ることを目的とする集団、 “ArtLism.JP” の創設に加わる。
『ごく身近で忘れられがちな自然や事象に隠された美を多角的に考察し、それを暴露する』というテーマを元に、主にシンセサイザーを使用したドローンサウンドと、気の赴くままに出かけフィールドレコーディングされた素材をミックスしたサウンドスケッチを制作している。

遊神 / 岡山

遊神 (imagenos) – 能勢遊神 Yujin Nose
2018年よりimagenosから本名の遊神に表記変更。
2010年より岡山を中心に活動。無形の音像から音を具象化させる。ノンビートの中にあるリズムを、反乱する音の中から紡ぎあげる。drone、noise、ambientなどの音楽を展開。PC、フィードバック、自作楽器、シンセサイザーなどを用い、様々な方法で演奏を行う。ノンビートからリズムを生み出す為試行錯誤中。2018年よりモジュラーシンセを導入・移行。
過去に即興でSession LIVEを様々なアーティストとおこなう。
2015年・86B210(アバンガルドダンスデュオ)の井口桂子氏
2015年・Cazu-23(TURTLE ISLAND/Gt.のソロ)
2017年・灰野敬二氏
2018年 8月・園田游氏
9月・沼田順氏
活動はソロに留まらず、YES WE ARE ALL MEN(バンド/Sludge Doom)、The Last Supper(ユニット/NOISE)、モジュララ(バンド) でも活動。また1974年から営業している岡山ペパーランドで長年音響を務め、レコーディングエンジニアも行う。自主企画【VISION!!!】シリーズを主催する。
2017年3月にデモ音源として「no_image #1」を発表。
2018年3月に二作目のデモ音源「線」を発表。

田淵祐喜 / 岡山

岡山出身。ポストロック、エレクトロニカ、アンビエント、ドローン、ミニマルミュージック等から影響を受ける。
2011年から多くのエフェクターを用いてのギター演奏を開始。2017年岡山、香川を拠点に活動しているドローンユニット壊れたホテルとスプリットをリリース。
同年岡山在住のペインターKouyama Masahiroと共に、ライブペインティング中に即興演奏を行い録音し音源化する「Painting&Improvisation」を開始。現在までに4枚の作品をリリース。

nensow / 岡山

カリンバやエフェクター、手製の楽器を用いて演奏する。
2018年、営業中のカフェ店内にて、開店から閉店まで一日通して行った演奏の一部を収録した「moyau」をリリース。

諫山元貴(映像) / 広島


1987年生まれ。「崩壊」をキーワードに均一化しつつある世界に奥行きや情緒を与えるイメージを舞台背景を思わせる巨大プロジェクションの映像や鏡にキメラ柄を施した作品などで作り出す。主な展覧会に、「テレポーティング・ランドスケープ」(アートギャラリーミヤウチ、広島、2017)「Sights and Sounds: Japan」(The Jewish Museum、ニューヨーク、2016)、「UTOPIA–何処にもない場所–」(ART BASE 百島、広島、2012)などがある。

志水児王(展示) / 広島

1966年東京生まれ。広島在住。東京藝術大学美術学部大学院修了。
1994~2006年、レーベル「WrK」に参加。
2008~2010年コペンハーゲンを拠点に活動。
広島市立大学芸術学部准教授。
主な展覧会に、「六本木クロッシング」森美術館(東京/2004)、「釜山ビエンナーレ2008」釜山市立美術館(釜山/2008)、 「日本のサウンドアート」ロスキレ現代美術館(コペンハーゲン/2011)、「オープンスペース2014」NTTインターコミュニケーション・センター[ICC](東京/2014)ほか。

基本情報

日時

2019年2月24日(日)
※開場 13:00 開演 14:00 (終了19:00頃)

チケット

通し券 / 前売り 2,500円 / 当日 2,800円
各部券 / 前売り 1,000円 / 当日 1,200円
※予約は前売り料金となります。
※各部券は1,2番手が第1部、3,4番手が第2部、5,6番手が第3部。
※5歳以下は入場無料、学生はチケット代半額 (要学生証)
※ギャラリー内での前売予約も承ります。当日にチケットと交換するための引換券をお渡しします。
※予約方法などは特設サイトをご覧ください。

会場

アートギャラリーミヤウチ 2・3F展示室

お申込み方法

下記リンクよりお申し込みください
http://equalcinema.com/ticket/

企画・主催

equal cinema

協力

アートギャラリーミヤウチ(公益財団法人みやうち芸術文化振興財団)

関連動画

equal cinema vol.01ダイジェスト動画

開催レポート

  • 諫山元貴《order》映像、ループ再生
  • nensow
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  • 志水児王《地動説・天動説》映像、時計の針、時計、モーター、ほか
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