アートギャラリーミヤウチが所蔵する「梟コレクション」(画廊梟オーナー志條みよ子(1923-2013)の旧蔵品)と「灰谷コレクション」(画家・灰谷正夫(1907-1985)の旧蔵品の作品及び関連資料を基に、調査研究の基本を学ぶ講座及びワークショップを行います。講師が経験した様々なエピソードを織り込んだ講義から調査のポイントや意義などを学び、ワークショップにおいて具体的な調査を体験します。
【ワークショップ&講座①】
「資料の整理、資料に関する調査について」
日時:2022年12月3日(土)13:00~16:00(3時間)
2022年12月4日(日)13:00~16:00(3時間)
会場:アートギャラリーミヤウチ(廿日市市宮内4347-2)
内容:・作品の調査(調査の準備、記録調書の作成など)
調査の観点や目的をアートギャラリーミヤウチ所蔵の作品を元にレクチャー
・関連資料の調査方法
資料の分類、収集などの事例紹介
【ワークショップ&講座②】
「口頭取材のための準備・調査」
日時:2023年1月21日(土)13:00~16:00(3時間)
2023年1月22日(日)13:00~16:00(3時間)
会場:横川ベース(西区三篠町1丁目14-12)
内容:
・関係者への聞き書きの方法(事前の準備、当日の対応など)
・画廊梟と同時代にあった画廊の調査と梟との比較を行うための取材の準備
広島市立大学が文化庁の大学における文化芸術推進事業の助成を受けて、芸術と地域との繋ぎ手(メディエーター)を担う人材を養成するための組織です。
蜂が協業して一時的に巣を創りあげるように、私たちは空きスペースを見つけて場所づくりをして、芸術実践の可能性を広げていきたいと考えています。それを媒介する人たちをメディエーターと呼んでいます。 HACHのメディエーター養成の目標として、街中への芸術を使った公共介入(パブリック・インターベンション)を推進するための地域と芸術人材(作り手や支え手)との協業のあり方を社会実験していきます。
そのために、文化芸術の歴史を調査して再認するためのアーカイブ文化醸成と情報発信に貢献できるひと、街に介入するためのマネージメントやリスク管理に配慮しながら様々な場所で展示設営できるひとの育成プログラムを予定しています。
HACHは、横川エリアマネジメント連絡協議会との協力を得て、AIR Hiroshima Galleryや横川ベースといった横川で開かれた管理スペースを活用する取り組みを開始し、そこを拠点のひとつに他の地域との連携を構築しながらレクチャーやワークショップを開催します。
美術評論家。1986年から2005年まで広島市現代美術館(86年~89年は開設準備室)に、2007年から2021年までは兵庫県立美術館に勤務。企画した展覧会は、個展では、篠原有司男(1992年)、戸谷成雄(1995年)、菅木志雄(1997年)、柳幸典(2000年)、横尾忠則(2002年、2014年)、草間彌生(2005年)、榎忠(2011年)、舟越桂(2015年)、それ以外では、「広島の美術の系譜」(1991年)、「ヒロシマ以後」(1995年)、「表出する大地」(1997年)、「現代絵画のいま」(2012年)、「1945年±5年」(2016年)など。
開催日 | 2022年12月3日(土)13:00~16:00(3時間) |
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参加費 | 無料 |
定員 | 【講座①】定員:5~10名程度(両日参加できる方) |
お申し込み | 以下のフォームよりお申し込みください ※定員に達したため募集終了 |
主催 | 広島芸術都市ハイヴ|Hiroshima Arts & City Hive |
企画・運営 | アートギャラリーミヤウチ |