金属造形作家。1949年広島県生まれ。1972年武蔵野美術大学彫刻科卒業。1977年渡欧、1978〜79年斎藤昭二郎氏に鉄工を師事、1980〜81年に渡米、Albert Peley氏に鉄工を師事。帰国後、広島にて建築金物製作を始める一方、小説や劇の一場面などを モチーフにしたオブジェ、野外彫刻など多数手がける。近年の個展に、2016年「鉄のささげものⅱ」(天満屋美術画廊八丁堀・アルパーク店)。主な受賞歴に、1998年「昭和シェル石油現代美術展」、2001年「第19回UBEビエンナーレ」入選。
廿日市市にアトリエを構える金属造形作家の桑田覚、村中保彦、洋画家の山本美次。
このたび三人の作家が廿日市市の「木」を素材とした制作を試み、これまでの作品と交えた実験的な展覧会を開催します。鉄のワイヤーフレーム状のオブジェなどを制作する桑田は、木の表面に無数の刻み目をメッシュ状に施し素材そのものがもつ魅力を表出します。ステンレスで動物などをモチーフに制作する村中は、木と金属を組み合わせたヤジロベエのような立体をインスターレーションとして展開し軽やかさを表現していきます。林檎や道化をモチーフとした油彩を手がける山本は、板状の欅にローケツ染を施し木目と染めで浮かびあがるイメージとの調和を図ります。各作家は扱いに慣れていない自然物の木と向き合うなかで、木に葛藤、魅了され、発見と失敗から創造を生み出していきます。
廿日市市は古くから木材の集積地として栄え、宮大工の技術が伝わる宮島細工など、「木」の文化が生きるまちです。本展では作家の普段の制作との相違点・類似点といった新たな一面とともに木の魅力に触れていただけますと幸いです。
七搦綾乃 個展「rainbows edge」
https://www.miyauchiaf.or.jp/exhibition/nanakarage.html
※参考作品画像も含まれます
金属造形作家。1949年広島県生まれ。1972年武蔵野美術大学彫刻科卒業。1977年渡欧、1978〜79年斎藤昭二郎氏に鉄工を師事、1980〜81年に渡米、Albert Peley氏に鉄工を師事。帰国後、広島にて建築金物製作を始める一方、小説や劇の一場面などを モチーフにしたオブジェ、野外彫刻など多数手がける。近年の個展に、2016年「鉄のささげものⅱ」(天満屋美術画廊八丁堀・アルパーク店)。主な受賞歴に、1998年「昭和シェル石油現代美術展」、2001年「第19回UBEビエンナーレ」入選。
金属造形作家。1955年山口県柳井市生まれ。1982年東京藝術大学大学院美術研究科鋳金専攻修了。工芸作品の制作から、近年は野外彫刻、インスタレーションなど領域を超えた活動を行う。近年の主な受賞に2000年桜の森彫刻コンクール準賞(01年準賞・02年優秀賞)、2002年山口県芸術文化振興奨励賞、2009年UBEビエンナーレ’09(第23回現代日本彫刻展)山口県立美術館賞、2011年第38回長野市野外彫刻賞など多数。展示に2016年「風のいろ 風のかたち」(三良坂平和美術館)など。
洋画家。1949年広島県生まれ。1971年武蔵野美術大学油彩科卒業。1972年からルーブル美術館、プラド美術館に於いて1981年までテンペラ、油彩の素成、技法を模写研修。1974年パリ国立高等美術学校古典技法科、銅版画科中退。2001年文化庁派遣芸術家特別在外研修(パリ)。古典技法や伝統、様式に敬意を持ちつつ現代的要素、変わらない人間の不安、期待、思い、人間の本性を模索し、表現を試みている。毎年主に東京・広島で個展やグループ展を行う。
ワークショップは要予約
下記の電話・FAX・Eメールのいずれかにて希望ワークショップ名、お名前、連絡がとれやすい電話番号をお知らせください。小学生のご参加の場合は必ず保護者同伴でお願いします。
Tel: 0829. 30. 8511 Fax: 0829. 39. 8931
Email : agm@miyauchiaf.or.jp
会期 | 2019年3月17日(日)-5月12日(日) |
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開館時間 | 11:00-18:00(最終入館は17:30) |
休館日 | 火・水曜日(但し4/30, 5/1は開館) |
観覧料 | 一般500円(400円)・学生300円 |
主催 | 公益財団法人みやうち芸術文化振興財団 |
助成 | 公益財団法人エネルギア文化・スポーツ財団 |
後援 | 廿日市市、廿日市市教育委員会 |