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スタジオピンクハウス”スタジオ&ビューイングルームの公開”

2020年10月10日(土)-10月25日(日)

アートギャラリーミヤウチに隣接するシェアスタジオ(アトリエ)「ピンクハウス」を一般公開いたします。ピンクハウスは一軒家を利用しており、この夏から新たに一室を改装してきました。主にビューイング・ルームとして作品展示を行っていく他、短期滞在作家のレジデンススペースなどとして機能していきます。このたびのオープンスタジオでは、アーティストの制作場所に加え、こちらのビューイング・ルームにて作品もご覧いただくことができます。アーティストの滞在日時は随時SNSを中心にお知らせいたします。

◎ ビューイング・ルームでは今後様々な作家の展示を予定しています。

参考作品

諫山元貴《Order #2》2019、4Kヴィデオ(ゲンビどこでも企画公募2019の展示風景)
諫山元貴《Dummy》2020、土、ビニルシート、電球 / 《Tower》2020、4Kヴィデオ(広島芸術センターでの個展風景)
手嶋勇気《AID#10》2020、油彩・キャンバス
手嶋勇気(左から)《AID#10》《AID#14》《AID#22》2020、油彩・キャンバス(ギャラリーGでの個展風景)

スタジオアーティスト

諫山元貴 / ISAYAMA Genki

1987年大分県生まれ。京都造形芸術大学卒業後、広島市立大学大学院芸術学研究科修了。主な展覧会に、「EN Art Film Series Vol.1 -諫山元貴 | Order #3- 」(DHARMA 沼津、静岡、2020)、「ONLY CONNECT OSAKA」(クリエイティブセンター大阪、2019 )、「めざめるかたちたち-吉野石膏美術振興財団在外研修助成採択者成果発表展」(スパイラルガーデン、東京、2018 )、「BankART LifeⅤ~観光」(BankART Studio NYK、横浜、2017)、「Sights and Sounds: Japan」(The Jewish Museum、ニューヨーク、2016)。主な受賞に「KAIKA ART AWARD」入選・設置(2020)、「ゲンビどこでも企画公募2019」観客賞、「NONIO ART WAVE AWARD 2019」グランプリ。

手嶋勇気 / TEJIMA Yuki

1989年北海道生まれ 。写実絵画の技法研究と制作を経て、現在は即興的でドローイングのような手法を用いた絵画を制作。主に土地の歴史や文脈に自身が接続していく試みとして「風景」を題材に描く。近年制作する《Aid》シリーズ は、スマートフォンの画面にドローイング制作アプリで描いた広島の風景を、油彩により模写している。2006年北海道伊達市の「だて噴火湾アートビレッジ 野田・永山塾」に入塾。2014年広島市立大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。主な展覧会に、「個展:ひろしまスケッチ」(ギャラリーG、広島、2020)、「specimen(s)」(EUKARYOTE、東京、2019)、「VOCA展2019 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」 (上野の森美術館、2019)、「個展:Landscape and sky」(7T Gallery、大邱、韓国、2018)、「Stay in Basel」(schaukasten4051 & Ausstellungstraum、バーゼル、2018)など。展示ディレクションに「原民喜 -かすかにうずく星-」(ギャラリー交差611、広島、2018)。現在、広島市在住。

基本情報

会期

2020年10月10日(土)-10月25日(日)

開館時間

10:00-17:00(最終入館は16:30)

会場

スタジオピンクハウス(広島県廿日市市宮内4348-2)
 ※アートギャラリーミヤウチにて受付いたします

休館日

火・水曜日

観覧料

無料

主催

アートギャラリーミヤウチ

支援

広島市 文化芸術の灯を消さないプロジェクト

本展は、「広島市文化芸術振興臨時支援事業~文化芸術の灯を消さないプロジェクト~」の一環として広島市を拠点とするアーティストの創作活動を紹介してく取り組みの一つして開催しています。新型コロナウイルスの影響で、決まった日時や場所での作品鑑賞は当然にあるものではなく不安定なものであることを目の当たりにしました。そのような状況下でもアーティストの活動は止むわけではなく、展覧会や演奏といった発表の形だけに留まらず制作、研究・実験といった創作活動は個々の時間で続いています。このたびのプログラムは当館をはじめ、広島市内各所、オンラインなど場所や活動期間も各アーティストで異なります。それぞれの活動を通して、作品の孤立性と関係性、展覧会やスペース、そして鑑賞のあり方を問いながらそれらの見直しを試みていきます。