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宇佐川 良 追悼展「ふるさと」

2021年7月22日(木・祝)-8月29日(日)

生命の尊さと人間の愚かさに向き合った廿日市市ゆかりの画家

このたび、2020年に逝去された宇佐川良氏への感謝と哀悼の意を込めて展覧会を開催します。宇佐川氏は1931年広島県廿日市市に生まれ、1945年当時の国鉄に入社、その年に原爆の惨状を目の当たりにします。20代後半から画業を生業とした宇佐川氏は、美術団体・大調和会での活躍を中心に生涯90回近い個展を開催するなど精力的な活動を続けてきました。また、幼少期を過ごした廿日市市、30年以上アトリエを構えた県北の北広島町(旧千代田町)をはじめ、各所で開講してきた絵画教室により、県内の様々な地域や人々に寄り添ってこられた画家です。
生命の尊さと人間の愚かさをテーマに数々の作風を手がけ、後世へ伝えたい思いとして描き残された作品を、故郷のまちで是非ご覧ください。

参考作品

《生命讃歌 No.1》 2001 油彩・キャンバス 廿日市市(廿日市市総合健康福祉センター あいプラザ) 蔵
《土に生きる》 2006 油彩・キャンバス 廿日市市(宮島水族館) 蔵
《雨の詩》 1980 油彩・キャンバス 北広島町蔵
《臥龍山新緑》 2013 油彩・キャンバス  北広島町 蔵
《桂公園の春》 2003 油彩・キャンバス  アートギャラリーミヤウチ 蔵

宇佐川良 / USAGAWA Ryo

広島県廿日市市に生まれ、現在の宮内小学校に通う。1988年廿日市市功労賞。92年大調和会武者小路賞受賞、97年大調和賞受賞。紺綬褒章を1992年(総理府村山冨市)、98年(総理府橋本龍太郎)、2002年(総理府小泉純一郎)に受章。2000年はつかいち美術ギャラリー、2003年ギャラリートミタ、2004年八千代の丘美術館、2016年ギャラリー森、2018年アートギャラリーミヤウチなど90回近くの個展を開催。2020年11月逝去(享年89歳)。

基本情報

会期

2021年7月22日(木・祝)-8月29日(日)

開館時間

10:00-17:00(最終入館は16:30)

会場

アートギャラリーミヤウチ 3F展示室

休館日

火・水曜日(2/23は開館)

観覧料

一般200円、学生100円
高校生以下または18歳未満・各種障害者手帳をお持ちの方は無料

主催

アートギャラリーミヤウチ(公益財団法人みやうち芸術文化振興財団)

協力

宇佐川洋美、北広島町、ギャラリー森、有限会社クリエイトキカク、株式会社ゼロワン、廿日市市、廿日市市立宮内小学校、はつかいち美術ギャラリー

後援

廿日市市教育委員会

開催レポート