赤松和彦・追悼特集

2018年7月21日(土)-9月30日(日)

広島の医師で結成された杏林画会や日本医家芸術展などへの出品で活躍された赤松和彦氏(1927-2017)を追悼し、当館の収蔵作品から赤松氏の作品と生前赤松氏から寄贈いただいた赤松氏の旧蔵品を展示いたします。

出品作家

赤松和彦 / 名柄正之 / 新延輝雄 / 新開志保 / 友安径子 ほか
※案内状には間違った題名が記載されております。正しくは”本川河畔”です。関係者の皆様大変申し訳ございません。

赤松和彦 "本川河畔"
赤松和彦 "イニシュモア島(アラン諸島)の夏"
赤松和彦 "回想平壌一中"
赤松和彦 "相生橋"赤松和彦 "椿(Ⅲ)閑谷学校"
赤松和彦 "椿(Ⅲ)閑谷学校"
赤松和彦 "ジュノーさんの夾竹桃"
新延輝雄 "夕月"
友安径子 "水仙"

赤松和彦 / AKAMATSU Kazuhiko

1927年平安南道(朝鮮民主主義人民共和国)生まれ、2017年没。
平壌第一中学校を卒業後、京城医学専門学校(1945年廃止)に通う。1945年終戦を機に、父方の故郷である現在の広島県竹原市忠海に移る。その後広島県立医学専門学校(現在の広島大学医学部)の1期生として医学を学び精神科に入局。学位を取得した際友人から油絵道具をもらったことから絵を始める。1967年赤松医院を開設。広島県精神神経科診療所協会会長を務めるなど医療での功績を残す傍ら、余技として絵や執筆など芸術活動にも力を注ぐ。1962年、画家の新延輝雄に師事し、華光会に入会。同時期に、広島の医師で結成されていた杏林画会でも出品を始める。以後、毎年日本医家芸術展(全国医師が対象)広島医家芸術展(広島県医師とその家族)などへの出品を中心に、生涯絵を描き続けた。

基本情報

会期

会期:2018年7月21日(土)-9月30日(日)

開館時間

11:00-18:00(最終入館は17:30)

会場

アートギャラリーミヤウチ 3F展示室

休館

火・水曜日(但し8/14,15は開館)

観覧料

200円(100円)
(  )内は学生、10名以上の団体料金。高校生以下または18歳未満・各種障害者手帳をお持ちの方は無料

主催

アートギャラリーミヤウチ(公益財団法人みやうち芸術文化振興財団)