1923(大正12)年生まれ。1943年広島師範学校卒業後海軍予備学生として三重海軍航空隊に入隊。1945年に復員し大芝小学校を初め84年まで小学校教諭を務める。広島児童美術研究会や広島市小学校図画工作科研究会の会長も歴任した。教え子に画家の入野忠芳、当財団前代表理事の野村昭太郎など。1954年〜55年まで自由美術協会展へ出品、56年に形象派美術協会に入会。形象派展を中心に発表を重ね、同展で1988年《碑B》が特賞、95年《老夫婦》が芸術大賞を受賞。2006年ギャラリーGで個展。2013年アートギャラリーミヤウチの開館記念に約40点の作品を寄贈、晩年まで自宅のアトリエで描き続けた。2021年10月逝去(享年97歳)。