TALK SESSIONS:存 / 依 / 鳴 / 栄 / 創 / 有 / 酌

2024年4月20日(土)・6月8日(土)・6月15日(土)・6月16日(日)

バックグラウンドが違う4カ国からの参加アーティストを中心にネットワーク構築の可能性を探る

存 / 依 / 鳴 / 栄 / 創 / 有 / 酌 ・ BE/BIND/BREATHE/BUILD/BLOOM/BESTOW/BOND

バックグラウンドが違う4カ国からの参加アーティストを中心に、「共存」「共依」「共鳴」「共栄」「共創」のトピックから議論を深め、ネットワーク構築の可能性を探っていきます。セッションの合間や終了後にフリートークや飲食の時間も設け(「共有」・「共酔」)、それぞれのポジションを柔軟に移動し、国内の美術関係者を含めたオーディエンスとの交流促進や対話を目指します。 アーティストによるキュレーションやスペース運営、コレクティブは、オルタナティブな活動として年々増加を辿っていると言えます。世界が抱える課題だけではなく、それぞれが拠点とする地域やコミュニティでの活動にも意識が向いており、個からではなく様々な相互的な視点から疑問や提言を投げかけアクションを起こす行為は、過去と現在を往来する未来へ向けた活動の一つと言えます。
このたびのトークでは、様々な枠組みを問い直すことを前提に、展覧会によって集まる参加アーティスト同士とゲストとのセッションから何が生まれるか、個々の声はどこへ帰結するのか、一つの着地点ではなく、 流動的で多層的なネットワークが展開していくようトピックを企てていきます。

このトークセッションは「奇数ソックスとノード / Nurturing Nodes in the Nook of an Odd Sock」展の関連企画です

2024年6月16日(日) | 13:30-17:00

テーマ5「共創」
キュレーターとアーティスト

アーティストとキュレーターとの間にある関係性を拡張していくために、変則的/実験的キュレーションの事例を踏まえながら、双方の役割の交差についてキュレーターを交えて幅広くセッションを展開する。

金澤韻 | Kodama Kanazawa

現代美術キュレーター。東京藝術大学大学院、英国Royal College of Art(RCA)修了。12年間日本の公立美術館に勤務した後、2013年よりインディペンデント・キュレーターとして活動。メディアアート、漫画、地域とアート、障害とアートなど既存の美術の枠を超える領域を扱い、時代・社会と共に変容する人々の認識を捉えようとする実践を行う。国内外で展覧会企画多数。コダマシーン共同代表。2016年から2023年まで上海拠点。京都在住。

サウス・ホー / South Ho

2006年に香港理工大学を卒業し、ソーシャルワークのハイヤーディプロマを取得。サウス・ホーの芸術活動は写真から始まり、パフォーマンス、ドローイング、 ミクストメディア・インスタレーションへと発展してきた。彼の作品は、生きることの不思議さと無力さ、存在の精神性、そして香港の社会政治的意識を内包している。現在、香港在住。

コン・チュン・ヘイ / Kong Chun Hei

1987年香港生まれ、在住。香港中文大学の美術学部で学士号を取得したコン・チュンヘイは、その鋭く冷静な観察眼によって芸術的実践を培ってきた。彼の作品は、日常的な物体とその固有の形を検証し、物体とそれが置かれた状況との関係におけるさまざまなニュアンスを露呈している。このことが、ドローイング、インス タレーション、ビデオと直感的に展開する彼の活動を支え、補強と相殺の間に漂う緊張感を際立たせている。

2024年6月15日(土) | 10:30-14:00 ※終了

テーマ4「共栄」
アーティスト・ネットワークと実験的コラボレーションの可能性

展覧会などによって出会うアーティストたちは、何をきっかけとしてネットワークを構築していくのか。多様な国や地域、そして人々とのつながりの中から活動を展開するアーティストやキュレーターを中心に、コラボレーションの可能性について議論する

イェン・クウォック | Ying Kwok

香港在住、キュレーター。マンチェスター、ニューヨークなどさまざまな都市の施設でキュレーターを歴任し、2017年には第57回ヴェネツィア・ビエンナーレで香港パビリオンのキュレーターを務めた。アーティスト主導の企画や国際的アート・フェスティバル、公共の美術館ならびにコマーシャル・セクターなど、国内外の美術館や文化施設等で数々のプロジェクトを手がける。

池田佳穂 | Kaho Ikeda

東・東南アジア中心に、土着文化や社会情勢から発展したコレクティブとDIYカルチャーを調査。森美術館で経験を積み、2023年春に独立。近年の実績は「Radical Guidebooks to Our Futures」(Leggy_/Dig A Hole Zines同時開催、2023、Jason Waiteと共同企画)、「バグスクール:うごかしてみる!」(BUG、2023)、「一人で行くか早く辿り着くか遠くを目指すかみんな全滅するか」(山中suplex、2024)、神戸六甲ミーツ・アート2024 beyondのキュレーター就任。

ボウイー・チョイ / Bouie Choi

1987年香港生まれ。現在、香港在住。2009年に香港中文大学で美術の学士号、 2012年にチェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインで美術の修士号を取得。都市のイメージの可能性を追求するチョイは、記憶の断片を絵画に織り交ぜることで、失われつつある都市の印象を形にすることに関心を寄せている。 2013年から2019年にかけての地域社会や遺産保護の経験から、チョイは木材に慣れ親しみ、多視点的かつ重層的な時間性をもって自由の定義を探求し、保存、研 磨、洗浄、散布の反復プロセスを通じて、素材に自分の心の状態を吹き込んでいる。
photo by South Ho

タン・クォック・ヒン / Tang Kwok Hin

ミクストメディア・アーティスト。1983年生まれ、香港育ち。2008年に香港中文大学で美術修士号、2006年に美術学士号(美術専攻)を取得。タンの芸術活動の原点は、壁で囲まれた村の少年であった自身の生い立ちや人生の断片への問いから始まり、その探求は彼自身の人生の旅路や経験、そして彼が暮らす場所と密接に関連しながら展開している。

2024年6月8日(土) | 15:30-19:00 ※終了

テーマ3「共鳴」
異文化ハブとしてのアートスペース

シンガポール/広島の事例から、アジア圏におけるアートスペースが担う「異文化」を繋ぐ役割、国のサポートが担う国際交流の可能性を議論する。

岩本史緒 | Fumio Iwamoto

福岡アジア美術館・国際交流コーディネーター、広島市現代美術館・広報普及担当を経て、2023年より国立アートリサーチセンターの国際発信・連携グループ研究員。美術機関での仕事と並行し、地域の歴史/ナラティブを調査・記録・作品化するプロジェクトなどを手掛ける。2018年より北九州市門司港を拠点とする企画制作サポート団体・門司港アートプラットフォームのメンバー。2020年より広島市の基町団地を舞台とする美術展「基いの町」を企画するMahora Projectメンバー。北九州市立大学非常勤講師。

ワン・ルオビン / Wang Ruobing

シンガポールを拠点に活動するアーティスト、教育者、インディペンデント・キュレーター、学者。英国オックスフォード大学で哲学博士号を取得。以前はシンガポール国立美術館のキュレーター。現在はラサール芸術大学で講師を務める。インディペンデント・キュレーターとして最近企画した展覧会には、「オルタナティブ・エコロジー」(2024年)、「コミュニティ」(2024年)などがある。インディペンデント・アートスペース「Comma Space」の共同設立者でもある。

サイ / Sai

1976年シンガポール生まれ、同地在住。1997年にラサール芸術大学を卒業。 2007年ロンドン大学スレード美術学校修士課程修了。Yale-NUS(2020年)、 Knstlerhaus Bethanien(2015-2016年、ベルリン、ドイツ)、福岡アジア美術館(2013年、日本)のアーティスト・イン・レジデンス賞、「Mostyn Open 18」(2013年、ウェールズ、イギリス)のピープル・チョイス賞、地球天文台シンガポール客員アーティスト・プログラム(2012年、シンガポール)など受賞多数。アートスペース「Comma Space」を運営し展示のキュレーションなども行う。

2024年4月20日(土) | 10:30-20:00 ※終了

テーマ1「共存」
作品と作者の関係性とオルタナティブな可能性について / オーディエンスの理解や体験について

「Nurturing Nodes in the Nook of an Odd Sock | 奇数ソックスとノード」の展覧会構造について、参加アーティストと展示をキュレーションした稲川豊とのセッション。通常のテーマに沿った企画展とは違う展覧会への招聘にあたって、それぞれの立場から展示に対する意見を踏まえてフィードバックを行う。

テーマ2「共依」
長期のアートコミュニティ/実験的展示を通じた地域との関わりを考える

アート活動をする場(地域)の特性と、その地域でつくられるアートコミュニティの関係性について検討する。アート活動における地域との関わり方、他地域のプレイヤーとの関わり方をそれぞれの事例から理解を深める。

企画者

稲川 豊 | Yutaka Inagawa
アーティスト・キュレーター。1974年東京都生まれ。1997年に東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業、2004年にCHELSEA COLLEGE OF ART AND DESIGN(ロンドン、MA FINE ART)修了。現在、広島県尾道市在住、尾道市立大学准教授。

個展「符と思う|eASY mECHANISM」(尾道市立大学美術館、2022)
2017年に企画した「Floating Urban Slime/Sublime」展示風景
「Floating Urban Slime/Sublime」(アートギャラリーミヤウチ)

稲川 豊 | Yutaka Inagawa

アーティスト・キュレーターとして、「Another Pair of Eyes」(Duddelle’s、香港、2019)、「Only Connect Osaka」(クリエイティブセンター大阪、2019)、「Floating Urban Slime/Sublime」(アートギャラリーミヤウチ、2017)など数々の実験的展覧会を手がける。香港のキュレーターYing Kwokとのオンライン・プロジェクト「Say to Day」(2020-2021)や、「Speak Spindle つむ・くち」(個展)Comma Space(シンガポール、2023)、[Fluxosphere](個展)UUH OOH(香港、2023)、「符と思う|eASY mECHAISM」(個展) MOU尾道市立大学美術館(2023)、「I say Yesterday, You Hear Tomorrow. Vision from Japan」(企画展)、「Gallerie delle Prigioni」トレヴィーゾ(イタリア、2018)、など様々な国/都市で作品発表やプロジェクトを行う。

基本情報

開催日

2024年4月20日(土) / 6月8日(土) / 6月15日(土)/ 6月16日(日)

会場

佐原田集会所(広島県廿日市市宮内4230、ギャラリーより徒歩5分)

対象・定員

どなたでも、各回15名程度

参加費

【現地】
1,000 円/回
※懇親会も要参加費(1,000円)・予約制(軽食付、当日空きがある場合は予約なしで参加可)
※後日期間限定の録画配信付き
※4/20のみ第1部-3部まで通しで1,000円(長時間のため途中出入可)

参加費は、当日受付にて現金、PayPay、クレジットカードのいずれかでお支払いください。

【オンライン】
1,300 円 / 回 (YouTubeライブ配信)
※配信にかかる費用、チケット販売手数料として現地より高く設定させていただいています
※後日期間限定の録画配信付き
※お支払いは原則チケット販売サイト「Peatix」経由のみ
※現在6/8のみ受付可

申込フォーム(現地)

全てのトークイベントが終了しました。ご参加ありがとうございました。

申込フォーム(オンライン)

お支払い方法は、クレジットカード、コンビニ、Paypal(銀行振込)になります。


チケット販売サイト「Peatix」から申込 (「+」から詳細表示)

1. 下記の「チケットを申し込む(Peatix経由)」ボタンをクリック。
2. チケット販売サイト「Peatix」のブラウザが開きます。アカウントをお持ちの方はログイン、お持ちでない方は新規登録をお願いします。
3. ログイン後、画面下の再度「チケットを申し込む」ボタンをクリックし、必要情報を入力してください。
4. 申込完了後、登録のメールアドレスへ完了メールが届きます。
5. 当日時間になりましたらマイページの「視聴」ページに記載のURLからご視聴ください。
※支払い、視聴などの利用方法はPeatixのサイトをご確認ください。
※Peatix経由で購入できない方はお問い合わせください。


注意事項

・インターネット回線を利用いたしますので、できる限りご利用回線の負荷を少なくした状態・環境でのご視聴をお願いいたします。
・原則キャンセルはできません。
・1チケットを複数人で使用することは禁じます
・録音・録画・撮影(スクリーンショット含む)はご遠慮ください

通訳

通訳アプリによる同時通訳と、通訳さんによるサポートによって開催します

各会場へのアクセス
  • アートギャラリーミヤウチから
    →徒歩5分
  • JR宮内串戸駅、または広電宮内駅から
    →宮内串戸駅前のバス停1番乗り場から「津田・吉和線」に乗り「四季が丘南口」で下車、徒歩2分
    ※土日は1時間に一本程度です。
  • お車の方
    会場近隣に駐車場あり(申込者に別途ご案内します)
企画

稲川豊(アーティスト・キュレーター)

主催

公益財団法人みやうち芸術文化振興財団

助成