広島市現代美術館学芸員。2006年より同館にて勤務。これまで企画した主な展覧会は、「金氏徹平展 splash & flake」(2007)、「西野達展 比治山詣で」(2007)、「この素晴らしき世界:アジアの現代美術から見る世界の今」(2011-12)、「俯瞰の世界図」(2015)、「世界が妙だ! 立石大河亞+横山裕一の漫画と絵画」(2016-17)、「松江泰治|地名事典」(2018)、リニューアルオープン記念特別展「Before/After」(2023)など。
※募集、審査は終了いたしました。今年の学生参加メンバーは下記「2024年度参加メンバー」にて発表しております(2024/6/7)
「Pink de Tea Time」は、美術を学ぶ学生と、美術館学芸員、アーティストが約1年間の交流の中で、作品制作の思考プロセスや技法について話を続けていく実験的なプログラムとして2022年からスタートしました。大学の授業でも私塾でもないこの取り組みは、長期にわたって交流する機会を設けることで、ティータイム(休憩時間)の雑談から思いがけないアイデアや解決方法が生まれていくような、そういった交流や場所が続くことを目指しています。
アートギャラリーミヤウチは、2013年の開館当初から主に県内の若手アーティストの発表、制作の場をひろげていく取組を実施してきました。2020年ごろからは隣接するシェアアトリエ「スタジオピンクハウス」と連携しながら、他の地域で活動するアーティストとの交流展や来場者が利用できるカフェづくりなど、アートを軸とした対話の場を実験的につくりあげています。この度の「Pink de Tea Time」もそのような流れから企画、実施に至りました。
2022年度と2023年度の学生参加者は紹介や推薦制によって広島市立大学の学生が対象でしたが、このたび公募形成へと移行し、広島県だけではなく中四国、九州エリアの大学に通う学生を対象としていきます。今後も参加者同士の対話が双方の学びとなるよう、このプロジェクトが醸成していくことを願っています。
成果展は2025年3月にアートギャラリーミヤウチで開催予定です。
このたび2県4大学から約10名の方がご応募くださり、1週間近くに及ぶ審査期間を経て5名の学生さんに参加いただくことになりました。
ご応募いただいた皆様本当にありがとうございました。
学生
大下 和 / OSHITA Nagomi (尾道市立大学 芸術文化学部美術学科油画コース 3年)
小見山 勇太 / KOMIYAMA Yuta (尾道市立大学大学院 美術研究科美術専攻絵画研究油画 1年)
原 琉太 / HARA Ryuta (広島工業大学大学院 環境学専攻 2年)
吉村 洸星 / YOSHIMURA Kosei (広島市立大学 芸術学部美術学科彫刻専攻 1年)
渡邉 亜実 / WATANABE Ami (広島市立大学 芸術学部美術学科彫刻専攻 4年)
(50音順番)
学芸員
角 奈緒子 / SUMI Naoko (学芸員・広島市現代美術館)
松岡 剛 /MATSUOKA Takeshi (学芸員・広島市現代美術館)
アーティスト・学芸員(主催者側)
諫山元貴、手嶋勇気(アーティスト・スタジオピンクハウス)
今井みはる、藤田えりか(学芸員・アートギャラリーミヤウチ)
広島市現代美術館学芸員。2006年より同館にて勤務。これまで企画した主な展覧会は、「金氏徹平展 splash & flake」(2007)、「西野達展 比治山詣で」(2007)、「この素晴らしき世界:アジアの現代美術から見る世界の今」(2011-12)、「俯瞰の世界図」(2015)、「世界が妙だ! 立石大河亞+横山裕一の漫画と絵画」(2016-17)、「松江泰治|地名事典」(2018)、リニューアルオープン記念特別展「Before/After」(2023)など。
広島市現代美術館主任学芸員。1975年大阪府生まれ。1998年より同館にて勤務。主な企画展に「路上と観察をめぐる表現史」(2013)、「赤瀬川原平の芸術原論展」(2014〜15、千葉市美術館・大分市美術館との共同企画)、「ライフ=ワーク」(2015)、「殿敷侃:逆流の生まれるところ」(2017)、「夏のオープンラボ:新しい骨董」(2018)、開館30周年記念特別展「美術館の七燈」(2019)など。
1987年大分県生まれ。2011年に広島市立大学大学院芸術学研究科現代表現領域修了。崩壊や複製をキーワードに制御できない出来事によって物質が変化していく様子や瞬間を、映像や立体で表現している。主な展覧会に、「MOMAS コレクションⅢ期 (特別出品)」(埼玉県立近代美術館、2023)、「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.11」(高松市美術館、香川、2022)、「個展BankART Under 35 2021」(BankART KAIKO、横浜、2021)、「Sights and Sounds:Japan」(ユダヤ博物館、ニューヨーク、2016)など。
1989年北海道生まれ。2014年に広島市立大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻絵画研究修了。土地の歴史的・文化的な文脈に自身を接続する試みとして、現在は広島の風景を主な題材として描く。主な個展に「どこかで?ゲンビ:ひろしまスケッチ vol.3」(ヱビデンギャラリー、広島、2023)、「ひろしまスケッチ vol.2」(EUREKA、福岡、2022)、「ひろしまスケッチ」(Gallery G、広島、2020)など。主なグループ展に「VOCA展2022」(上野の森美術館、東京、2022)、「シェル美術賞展2020」(国立新美術館、東京、2020)など。
募集:2024年3月1日(金)〜4月28日(日)
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一次審査(書類):5月初旬(合否に関わらず個別に連絡)
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二次審査(面接):5月中(具体的な日程や場所は通過者と個別に調整)
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参加者発表:6月初旬(HPに掲載、一次通過者には面接日から約1週間後に個別に連絡)
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ティータイム(お茶会):2024年6月、9月、11月、2025年1月、3月(予定)
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成果発表展2025年3月8日(土)-3月30日(日)(予定)
募集人数 | 4名程度 |
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審査員 | 諫山元貴、手嶋勇気(スタジオピンクハウス) |
対象 |
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求める参加者像 |
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応募条件 |
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応募方法 |
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応募締め切り | 2024年4月28日(日)23:59 |
注意事項 | ・やむを得ない事情を除き、参加メンバーに選ばれた後に辞退することは原則できません。 |
問い合わせ先 | 応募に関するお問い合わせはE-mailにてお願いいたします。 お電話でのお問合せには対応しておりません。 |
応募フォーム | ご応募ありがとうございました。応募は4/28 23:59で締め切りました。 |
公募要項 |