「Pink de Tea Time」は、約1年間を通して広島市立大学の様々な専攻に所属する学生が県内の学芸員やアーティストなどと交流を行い、作品制作の思考プロセスや技法について考察、発表を継続していく実験的なプログラム。アートギャラリーミヤウチに隣接するシェアアトリエ「スタジオピンクハウス」が企画しています。

初回となる2022年度は、市立大学から6名の学生、広島市現代美術館から2名の学芸員が参加し実施されました。今年2023年もメンバーを新たに夏前よりティータイムを数回開催し、参加者同士で学生の作品プランについて話し合いを行なって来ました。大学の授業でも私塾でもないこの取り組みは、長期にわたって交流する機会を設けることで、ティータイム（休憩時間）の雑談から思いがけないアイデアや解決方法が生まれていくような、そんな交流や場がつづくことを目指しています。
このたび第１回目の成果発表展としてスタジオピンクハウスのビューイングルームにて展示を行います。
成果展は第２回目を2024年3月（会場：アートギャラリーミヤウチ）にも開催する予定です。

「Pink de Tea Time」は、県内で美術を学ぶ学生と学芸員、アーティスト等をつなげていく取組として今後も引き続き開催していく予定です。