「Pink de Tea Time」は、約1年間を通して広島市立大学の様々な専攻に所属する学生が県内の学芸員やアーティストなどと交流を行い、作品制作の思考プロセスや技法について考察、発表を継続していく実験的なプログラム。アートギャラリーミヤウチに隣接するシェアアトリエ「スタジオピンクハウス」が企画しています。

昨年より始まり、今年2023年は広島市立大学の学生3名、広島市現代美術館の学芸員2名、広島県内在住のアーティスト1名が参加しました。夏前よりティータイムを開催し、参加学生の作品プランなどについて交流を行ってきました。大学の授業でも私塾でもないこの取り組みは、長期にわたって交流する機会を設けることで、ティータイム（休憩時間）の雑談から思いがけないアイデアや解決方法が生まれていくような、そんな交流や場がつづくことを目指しています。
そして、2024年1月に行った成果発表展#1に続き、このたび2023年度メンバーの最終プログラムとなる成果発表展第2回目を開催いたします。ティータイムの交流を通して制作を重ねてきた学生さんたちの作品を是非ご覧くださいませ。

「Pink de Tea Time」は、県内で美術を学ぶ学生と学芸員、アーティスト等をつなげていく取組として今後も引き続き開催していく予定です。